我が子の入学前の準備として、取り組んだことのひとつが、
不器用さをサポートできるような学用品の購入でした。
学校生活で、不器用なために「字がうまく書けない」「運動がニガテ」「いつも動作が遅い」など様々な困難があります。
子どもの「できない」「イライラする」を少しでも減らせるように、
原因と対策、おすすめのお助けグッズなどを紹介します。
不器用の原因のひとつ「発達障害」
手先の不器用さの一つの原因として、「発達障害」が挙げられます。
身体を動かすイメージがつかみにくいため、
体幹が弱いなどの原因のため、
周りの子どもと同じように出来ません。
我が子も手先が不器用です。
そのため、お箸の使い方があまり上手ではない、
文字を書く時は大きくはみ出すことが多いです。
その他にも身体を動かす運動や道具を使うスポーツも苦手。
スポーツはできなくても、日常の書く・使うなどの動作が苦手だと、学校生活が嫌になります。
ニガテを減らす|トレーニング
※主に「感覚統合」と呼ばれる部分を鍛えるトレーニングが必要になってきます。
①手を使うトレーニング
スローステップが大事です。
①大きく手を動かすような練習から、
②指先を使うような細かな練習をすると
イメージをつかみやすくなります。
例えば、ハサミを使うイメージ
トングで大きなものを挟んでつかむイメージを作る。
次に実際に紙を一回だけぱっちと切ってみるなど、段階的に練習する。
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②体幹を鍛える
身近なもので、鍛えることができます。
トランポリン・ブランコ・バランスボールが有効。
- トランポリン:全身運動だが、負担が少ない。
目安時間10分ほど、数回に分けて跳んでもよし。
上下に垂直に飛べるように手を添えてサポート。
▲折りたためる、耐荷重110キロ |
午前中にやると、頭がすっきりして集中力も付くそうです。
- ブランコ
身体のコントロールが必要ですので、バランス感覚の向上も効果あり。 - バランスボール
ボールに座って、バランスを取るだけでも有効です。
平衡感覚を保とうとするため、身体の歪みも矯正されます。
【バランスボールの選び方】
身長に合わせた、バランスボールを選ぶことが重要です。
小学生だど、以下が目安になります。
・100cm〜120cm→直径45cm
・120〜150cm→直径55cm
未就園児だと
・100cm以下→直径35cm
中学生~成人だと
・150cm以上→直径65cm
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楽しみながら、体幹強化できるのはよいですね。
おすすめ学用品とメリット
学校生活で役立つ学用品を紹介します。
文房具 | おすすめ商品 | |||
鉛筆 | 「くもんのこどもえんぴつ」
握りやすい太さと三角形で、正しく持ちやすい。 我が家は筆圧が強いので、2Bで落ち着きました。
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鉛筆のサポーター | くもんのこどもえんぴつ専用 「もちかたサポーター」矯正器具。 グリップは正しい位置につけ、指の位置を覚えさせます。
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鉛筆削り | くもんのこどもえんぴつ専用えんぴつ削り
公文の鉛筆だけでなく、普通の太さの鉛筆も削れます。
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筆箱 | 「ソニック ペンケース フラット ブルー」
軽さと無地を重視。 無地の理由は「柄で気が散らないように」。 中の鉛筆入れは取りました。公文の鉛筆が入らないのと、バラバラにいれても、入るように。 こちらは扉にロックがかかるタイプ▼ |
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下敷き | 「ソフト下敷き」
学校の指定品あり。 柔らかい無地のソフト下敷き。 筆圧の強い我が子にはぴったり。筆圧を和らげて書きやすい。 |
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定規 | 「クツワ STAD 算数定規 17cm」
メモリが大きく見やすい。定規の端から0cmの端メモリ。 |
【番外編:姿勢矯正椅子「スタイルキッズ」】
場所もとらず、設置も簡単。
お持ちの椅子に置いて座るだけで、姿勢や猫背矯正になります。
子どもは慣れないと嫌がりますが、大人が長時間座っていても腰への負担なく、座れます。
スタイルキッズ(推奨身長:100~130cm)
スタイルキッズL(推奨身長:125~155cm)
▼スタイルキッズ
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紛失・忘れ物防止策
我が子の特性として、「忘れ物」は永遠のテーマです。
おススメグッズを買っても、すぐに忘れ物、紛失をします。
1年生の時は担任の先生に確認したり、探してもらったりしましたが、
ずっと誰かに頼るということはできません。
自分でできる忘れ物対策を紹介します。
①写真を使って、持ちものの確認
入学時にもっていくものをすべて、写真に撮りました。
前日に、一緒に確認して準備。
朝の身支度や帰宅後のやること書いて、チェック表を作る。
出来たら、シールを貼るで強化。
しばらく継続しましたが、実際はなかなか定着しませんでした(泣)
②筆箱の内側に、チェックリストを貼る
「確認するもの 鉛筆5本・赤鉛筆1本・ネームペン1本・定規・消しゴム」と書いて、
筆箱に貼っていました。
1年間だけ続きました。
今も見慣れない文房具があったりしますが、
聞いても「わからない!」で、ふり返りもありません。
継続的な対策が必要です。
まとめ
手先の不器用さについては、原因や有効なトレーニングを紹介しました。
しかし、不器用さをサポートできるグッズがあるならば、
それを積極的に使って、少しでも生活をしやすくすることが
必要です。
ぜひ、おすすめグッズを利用して、お子さんの困難を和らげてください。
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